ぶっちゃけ912

昨年の話ですが、夏季休暇をいただきましたので、ちょっくら旅に出てきました。


宗谷岬やら函館、知床、襟裳なんかには過去に行ったことがあったので、せっかくだから北海道の端を制覇するかな!というわけで、まだ行ったことのない根室市納沙布岬を最終目的地にしました。


あのー、台風のめっちゃ酷い日にぶつかったので1日だけキャンプできなかったんですけどね、あとはキャンプで。贅沢だなあ。焚火をして、焼き肉&釣った魚、そしてビール。残り火でスモークなんか作ったりして、いいのかなあ、こんな贅沢。


特に根室に行った日の夜。市場で一夜干しの魚、ツブ、花咲ガニを購入し、スーパーで焼き肉と根室の地酒を購入、そしてキャンプ場の途中の川でオショロコマとアメマスをちょいちょいっと釣って、防波堤からコマイを釣りました。それを炭火で焼く、食う、飲む。尾岱沼の海が見えるキャンプ場。どんな高級料理よりも贅沢で最高のシチュエーションだと思う。


どれくらい贅沢かっていうと、ラスボスで貯めてたラストエリクサーを遠慮なく使うくらいは贅沢。ロータリーエンジンより贅沢だわー。あまりにも贅沢すぎて、僕が食っていいものか迷いましたからね。え?これって神への貢ぎ物?っていう。ヤマタノオロチに捧げられる稲田姫みたいなものですよ。っていうか、ヤマタノオロチって神なのか、ただの怪物なのか知りませんけど。


しかし神の野郎はなかなかに罪深いので、オロチのようにズタズタにされても仕方がないでしょうし、奴への貢ぎ物というならば、奪い取ってやるのもやぶさかではない。


だって考えてごらんなさい。神とかいう奴、ひょっとしたら複数かもしれませんが、連中はこの世界を作ったんですよね。で、この世界を見てみると、ほら、今日も飢えて人が死ぬ。終わらない戦火が人々の身も心も蝕む。環境破壊、資源の枯渇、差別、貧困、自然災害、ありとあらゆる不幸が、この地上にはあるじゃないか。もしも神が作った世界だというならば、神とはどれほどまでに罪深い存在なのでしょうか…。


まあ、神は試練を与えるって、よく言われるけどさぁ。それにしても試練にも限度があるだろ。人が死んじゃってるじゃねーですか。いくらなんでも、それはやりすぎ。あと、ほかにも全くモテずに30歳を迎えるとか、頭頂部が薄くなってきたとか、枕から加齢臭がしてくるとか、ロードスターの運転席側のワイパーが急に動かなくなるとか、ちょっと露骨にハード過ぎるだろ。従兄弟に、僕より弟の方が多くお年玉をやってたとか、確実にコキュートスだね、ここは。


だんだんとパーソナルな話になってきました。まあ、日記なのでパーソナルな話でいいんですけれども。僕が、僕の個人的なことを書く場所であって、別に神とかそういう話をする場所ではないのでした。何が「神とはどれほどまでに罪深い存在なのでしょうか…」だよ、バカでねーか。改めて読むと吹き出しそうになる。神に対してこの態度、お前は超人か。ニーチェなのか?


モテない男はいずれニーチェに辿り着くっていうのは、僕が見つけた真理のひとつだよ。