ぶっちゃけ886

ぐえ、また風邪ひいた。


なんかここ数年、風邪をひくスパンが短くなっている気がする。たとえば、中高生の頃は風邪なんて1年に1回ひけば多い方だった。高校の時なんて3年間で1回じゃないか?


それが大学生の頃は確実に1回、多い年では2回ひいたような気がする。そして現在、去年なんか5〜6回はひいてるしね。今年もこれで2回目です。なーんか朝からダルいなあと思ったら、関節も狂ったように痛いし、やめてくれ。さっき38度1分、そこそこ高熱じゃん、バカっ!


っていうかウィルスってバカなんでしょうかね。だって、つまりは僕の体に寄生しているわけですよね、ウィルスが。で、熱とか風邪の症状というか、不愉快な現象を引き起こす。すると病院や薬などで治療されてしまうわけですよ。殺される。痛みもなくこっそり寄生してたら殺されずに済むんでない?長生きできるんでない?バカだなあ、おとなしくひっそりと生きていたら医学の力で駆逐されることなんかないのにね。出る杭は打たれるってやつですよ、違うか。


あー、あと、あれだ、あまりの高熱で寄生先の僕本体が死んでしまったらどうするつもりなのだろうか。寄生しているウィルスも一緒に死滅するんだろうなあ。バカでしょ。人間でいえば自分の家を食ってるようなもんですからね、そんな間抜けな話があるか。


こうして考えるとウィルスが非生物だという話も頷ける。だってアホだもん。っていうか生存本能がない。これは生きてないわ。じゃあ「死ね!」って言っても生きてないし、「お前の母ちゃんテヅルモヅル!」などと言っても母親はいない、マジ無力。どうやってこの怒りを伝えればいいのだろう…。


この行き場のない怒りは、己の中で昇華され、金髪となり、金色の気をまとうようになるのです。そう、これが穏やかな心を持ちながら、激しい頭痛とノドの痛みによって目覚めた伝説のスーパー風邪ひき人である。お前にも倦怠感を与えてやろうか、あの地球人のように、などと言われる。それは、別に、クリリンのことでは、ない。


穏やかな心を持とうと、風邪には何の関係もなかった。