ぶっちゃけ805

こんばんわ、誰だって悩んでるんだと開き直るREDです。


僕なんかと同じ次元で世間を語るのもどうかと思うのですが、今日ね、見舞いに来てくれた友達がね、トマトゼリーっていうなんか有名っぽいお菓子屋のスイーツを持ってきたんですよ。あー、これだ。それが美味しかったとか、そういう話はオチがないんで僕の心の中にしまっておくとして、その持ってきた当人です。


そいつですね、確かトマトが、っていうか野菜全般が嫌いというなかなかアグレッシブな嗜好をしてたはずなんですよね。で、お前さー、トマト嫌いじゃなかったっけ?って訊くわけですよ。そしたら、「だから、トマト嫌いの俺でも美味しく食べられるくらい美味いんだよ」ってさ。


へぇ……っていうか、待てよ、と。その話だと『俺はトマトが嫌いだけれども、このトマトゼリーは、食べてみたら美味しかったよ』っていうわけなんですが、そもそもトマト嫌いの人間が『食べてみたら』っていう段階に突入するのが矛盾してる。美味しいか美味しくないかは食べてみなきゃわからないわけで、でも、そもそも前提として嫌いなんだよ、ね、っていう。


そうしたら、いやー、俺ってさ、好き嫌い多いじゃん?で、これでも一応だけど気にして、ちょっとチャレンジしてみようかなって思ってさ、ゼリーなら食えるかも、しれ、ない、し、みたいな?って、何故か謎の克己心を発動させていた。


たまに思い付きで克己しようとする人っていますよね。そして、今日のトマトはたまたま上手くいったレアケースですが、こういう突発的な克己っていうのは大抵の場合、失敗する。ほとんどの場合は、あーやっぱりダメだったわー、という台詞とともに終焉を迎えるわけですが。ちょっと苦手なことも頑張って克服しようとか、ちゃんとした意思でやるならともかく、思い付きレベルだと失敗するんですよ。


そういえば、退院したら働かなくてはいけないんだったよ、よぉし!