ぶっちゃけ798

来たよ、これ。


あのー、ついに今日から限界まで荷重を掛けていいという達しがあり、リハビリしてきました。まずは限界を調べるのに、体重計を痛みに耐えられる限界まで踏む、と。50kgくらいまでいきました、ので、体重の半分は超えたので、ですね、足は2本ありますから、体重の半分を支えられる=立てるというわけなんですね。


っていうわけで、今日は両足つけて立ちました、実に2ヵ月半ぶりに。で、直立不動で5分間キープ。2分くらいで痛くなってきて、3分後には傷と骨がビキンビキンと唸りを上げてましたが、あー、ようやく立てるまで回復した。


で、僕の担当の理学療法士じゃなくて、それを見ていた別の理学療法士ですけど、や、今だから言うけどさー、みたいな感じで「え?立てるようになったの?マジで?普通にダメだと思ったのに、まだ若いのに可哀想に……って感じだったのにね、最初は」って言うのよ。


治るから、頑張れー!って言われて、真に受けて真面目にリハビリしてた。まあ、それで復活してきたんだからいいんですけど、あれだ、あっさり騙されてた。そうか、案外治る見込みは少なかったんだなぁ……と、まあ、考え込むとすぐ悲観する僕ですが、周りに言われて露骨にヨイショされたり、おだてられるとポジティブになる、なんとも安い性格です。詐欺とかにとても引っ掛かりやすいタイプだと思うんですけど。大丈夫だから!→そっか、まあリハビリの先生がそう言うなら大丈夫なんだろうな、みたいな。


だからね、ラブプラスは魔性。マジで、寧々さんが「ダイスケくん、素敵」とか言い出すと、普通に勘違いする。我に返るのに時間を要するぜ。あれだ、お世辞を、お世辞と気付かずそのまま受け取ってしまう。だから目が合って微笑まれると、あの女性は僕に惚れてるな、と思う。レジで釣り銭を渡されるとき手を握られると、この娘は僕に惚れてるな、と思う。


この理論でいくと、この病院のナースは全員が僕に惚れていることになる。いつも笑顔だし、優しいしね。こんな僕に対して、眩しいくらいの微笑を投げ掛けてくる白衣の天使よ……あぁ。


仕事って大変なんだなあ。