ぶっちゃけ761

こんばんわ、いつか言ってみたい台詞は「ここは俺が食い止める、お前は先に行けー!」のREDです。


まあ、その台詞を言う時は既に致命傷を受けてないとカッコが付かないわけですけど。しかし僕のこの顔面の醜度(醜さに対して加算される得点)は7億ポイントほどなので、完全に致命傷であった。つまり、タイミングさえあれば言ってもいいんだなぁ……などと考える毎日です。どれだけ暇かわかってくれましたか?


ところで、今日の回診で、主治医の先生が登場したわけですが。いつもリハビリの事を書いてるので、今日は治療の事を書こうかな。あのー、傷がですね、足の右側面、特にくるぶしの下の辺りがめっちゃエグれてるんですけど、あ、エグれてるって言ってもエグザイルしているわけじゃありません。や、『EXる』っていう動詞が存在するのか知りませんけど、流行ってるんでしょ?EXILE?そうじゃなくって、ガバっと肉がなくなってるんですけどね。最悪の場合、肉を移植しなくちゃいけなかったんですが、今日の観察によると少しだけ肉が盛り上がってきているので、回復しそうだ、との事です。


というわけで、「肉がある程度、盛り上がってきたら皮膚移植だけで済むねー」と主治医が仰いました。2〜3週間後、また手術するからー、だってさ。


へぇ……ふーん……っていうか、回復しつつあるって言われたから、手術しなくていいのかと思った、ちょっと喜んだ。そうじゃなかったよ、回復するっていうのは『手術できる状態まで回復する』っていう意味だった。何なんだよ、もー、なんか僕が自分自身で思ってる以上に重傷なんだなぁ。その割には、みんな、昨日の日記に書いた理学療法士もそうなんですけど、ノリが軽くない?軽くなくなくなくなくない?


回診に来る医者は日替わりなんですけど、みんな軽い。傷口の、なんか治療シートみたいなの?なんか、化学的ガーゼみたいな、それが大体1日で血みどろになるので交換するんですけど、「や、相変わらず酷いねー、この赤い部分?これは生きてる肉だから、盛り上がって欲しいなぁ、そしてこの白い部分?これは死んでるから、切りたいわー」的なことを言う。切るのが好きだから整形外科医になったのだろう、きっと。もしも、この人たちに医学部に入れる頭の良さがなかったらと思うと、ゾッとするわー、医者じゃなかったら何になっていたことか……。


でも、切ることが好きな人がみんな勉強して医者になるとは限らないわけですよね。性癖と頭脳に関連性は全くないでしょうから。じゃあ、医者になれなかった『人を切るのが好きな性癖の人』は、どこに行っちゃったんだろう。本当の通り魔とかになるのは本当にごく少数で、ニュースでも年に数件しか登場しないし、ほとんどの場合は社会生活を営んでるわけですよ。そんな性癖があろうと、理性もあるし、社会適合者として生きている。


まあ、よくわからないけど、肉や魚や野菜を切ることで発散してるんだろう。あとは残虐系のゲームとか、バーチャルな世界で性癖を満たしてる。あとは、小説とか漫画の登場人物に自分を重ね合わせたり、時には自分で書いちゃってるかもしれない。とにかくね、人を切るのが好きとかいう、パッと見で異常な性癖があっても、通り魔など、それが実害になる人間なんてのは0.001%くらいなんですよ。人の性癖を笑っちゃいけない、仕方ないもの、どんな性癖だろうとも99.999%以上の人間は、前述のように理性を持って現実と折り合いをつけながら、何らかの方法で発散しつつ生きているわけですよ。誰にも迷惑をかけない方法で、生きてるんだ、ミミズだって、オケラだって、アメンボだって、変態だって。


と、まあ、壮大な言い訳が完了したところで、さて……と(抱き枕に頬擦りしながら)。