ぶっちゃけ751

こんばんわ、腐った生体のREDです。


死体ならわかるよ、でも生きているのに腐っているとは……早すぎたんだ、生まれてくるのが早すぎた……。そんな、未来に生きている(嫁が二次元など)と評判の僕ですけど、現実世界はクソなので、いつまで経っても怪我は治らないし、ベッドの上です。


で、早く治るためにですね、自分でもリハビリしろという事で秘密アイテムをもらいました。なんだか昨日の日記にも書いた超音波治療装置といい、至れり尽くせりだなぁ。どんな物かというと、ほら、カウボーイが持ってるような先が輪になったロープ、あれ。わあい、めっちゃローテク。


右足がですね、ダラっとした状態、力を入れないで、足を自然に伸ばしてください。そのとき、スネの側が、膝からつま先にかけてほぼ真っ直ぐになりますよね?ちょっと図がないと説明しにくいんですけど、家のデスクトップじゃないんで勘弁してください。で、手術した右足がその状態からピクリとも動かせなかったのが先週の状態。これじゃ立てませんよね。立つためには足首が90°曲がらないと立てないわけですよ。足の裏を地面にくっつけたとき、足が地面と垂直になってるのが立ってる状態ですから。


あー、時計で考えたらわかりやすいかも。カカトが時計の中心だとしたら、立っているときはさ、つま先が9時、膝が12時の方向にあるわけじゃん、カカトは中心ね。ところがカカトが中心、膝が12時だとしたら、僕のつま先は大体7〜8時の方向しか向かないのですよ。これを何とかして9時の方向まで曲がるようにしなければならない。で、理学療法士の方々は僕の足首をグキグキやって、何とかしようとしてるわけですね。


それを、病棟に帰っても自分でやれ。前述の輪っか付きロープ、これをつま先に引っ掛けてですね、力任せに引っ張れと、そういう作戦らしいです。理屈も何もない、とにかく足首を曲げるんだ!気合だ!根性だ!って話です。実際リハビリでは、普通に力任せにやってきますからね。痛い痛い痛い!って叫んでも、ガマンして!って言われて終わりです。それを自分でもやる、と。やらなきゃ永遠に車椅子だからね、そりゃあやるよ、痛いくらいなんだよ、って輪をつま先に掛けて、紐を引くじゃん。


こうやってると、いくら科学が発達しようと、最終的には原始的なところに帰結するのかなぁ、なんて不毛なことを考えてしまいます。サイボーグ化した桃白白を、天津飯が圧倒した場面を思い出す。最後に物を言うのは拳だ、力だ、ヒャッハー!ここは通さねぇぜ!


未来に生きてるなあ。