ぶっちゃけ566

こんばんわ、反社会的REDです。


まあ、社会生活を営む上でのハンデが主に顔面に見受けられるんですけれども、これが字面そのままの意味だったら大変な事になります。『反』っていう字は、科学の上では『逆の電荷を持っている』という意味で使われる事が多いですから。プラスとマイナスが逆の、いわゆる反物質ってやつです。


でも、物質と反物質電荷が反対である以外にほとんど違いがないですから。SF好きな人にはメジャーですけど、反物質爆弾とかありますよね、小説とかだと。そういえばエヴァンゲリオンでも陽電子砲とかありましたけど、陽電子って電子の反物質でいいんですよね?これは物質と反物質が出会うと、エネルギーに変わる、光になって消滅するっていう性質から考えられた架空の兵器だと思うんですけど。例えば、1gの反物質を1gの物質に当ててやると、大体180兆ジュールになるらしいんで、どうやら中都市の1ヶ月分くらいの電力を作れるっぽいです。危ねーな、ポジトロンライフル。


出会うと消滅するものですから、少なくとも僕らの太陽も含めた銀河系の近辺には目に見える量では存在してないようですけど。っていうかたくさんあったらお互いに消滅する。陽電子治療とか、ほんの少しだけ人工的に利用されてますけど。まあ、もしかしたら宇宙のどこかには、反物質でできている星もあるかもしれません。そこには反物質の岩石の大地が広がり、反水の海が広がって、反タンパク質でできた生物が、反酸素なんかを吸って生きているかもしれない、と。別に電荷が反対なだけで、あらゆるものに反物質が存在する可能性があるわけです。唯一、反物質が存在しないのは、光だけです。光は物質も反物質も同じです。


で、翻って反社会的な僕の事を考えてみると、だ。社会的なものと出会うと消滅するので、まあ間違ってはいないと思います。だって電車とか買物公園とかそういう所へ行くと、世間の全てが僕を指差して嘲笑しているような気がして、「何あいつ、キモーイ(笑」ってされてる気がして、自我を消滅させて任務を遂行するほかないですものね。


その際、非常に強力な電波をゆんゆんと放っている事も理にかなってます(電波も光の一種です)。