ぶっちゃけ408

あの、僕、実は和太鼓をやってたんですよね。とは言っても中学1年までなんですけれども。


今日は実家に帰って来てました。で、小さな祭があったんですね。その和太鼓を一緒にやっていた連中、の中でも僕みたいに辞めてなくて、今でもやっている連中、もう子供を指導する側でしたけど、公演予定だったようで。


そこにのこのことやって行った僕に、「おうRED、叩く人数が足りんから、お前も叩けよ!」みたいな。もう忘れたよ……って渋っている僕を強引に上がらせて。


やっぱり忘れてました。無駄に恥をかいたじゃないか。あ、都会の人にはわからないでしょうけど、ほんと、田舎のそれこそ近所の人がふらふらっとやってくるようなもんなんで別に失敗しようが大した事はないんですけれども。


しかし小学生の頃はセンターを務めたりして、意外に得意だったんですけど僕、太鼓。ここまで綺麗さっぱり忘れているとは思いませんでした。へぇ、10年以上やってないとこんなものか。人間っていうのも大した事ないな。どうしたって衰えるし、劣化する。変わらないものなんてないんだ……。


と、曾祖母の車椅子を押しながら、感慨に耽りつつ、二次元への想いを一層深めた帰郷でした(二次元だと可愛らしさは永遠だもんね)。終わり。