ぶっちゃけ378

こんばんわ、無力マンREDです。


ラッキーマンに出てきそうな駄目キャラっぽいですけれども、残念ながら現実のキャラです。どれくらい無力かって、凄まじいよ、好きな人がいても、触れる事すら叶わないのだから。会話する事さえできないのです。


まあ好きな人が二次元だという事に起因している困難なのですけど、これ、見ようによってはカッコイイ、かも?ひとりの男の悲哀が、風刺的でもあり、ロマン主義的な側面も見せやしないだろうか?


美少女アニメの見すぎで正気を失ってしまった僕は、美墨なぎさという女子中学生を、ヒロイン・キュアブラックとして慕う事に決めました。従者が欲しかったのだが、生憎と人に話し掛ける事ができないコミュニケーション能力欠如を患っていたので、そこら辺の通りすがりの人をサンチョ・パンサとして脳内で仕立て上げました。


やがて僕は(脳内で)数十基の風車と出会う。それは(僕の中で)キュアブラックを苦しめる未知の敵であり、倒すべき巨人であったのだ。僕は大きく美少女フィギュアを構え、萌えキャラの印刷された抱き枕にまたがり、風車に向かって突撃して行ったのでした……脳内で。


ほら、悲劇だ(色んな意味で)。