ぶっちゃけ152

こんにちわ、いい歳こいて夢見がちなREDです。将来の夢「プリキュアになりたい!」。


でもさ、青春に迷うモラトリアム青年って、誰も気にしてないような事を考え出したりするじゃないですか。将来への展望がない、とか。例えば10年後の自分を想像できますか?何も為す事なく、ただ年齢だけを積み重ねていくんじゃないだろうか?若いつもりでいたのが、いつの間にかオッサンになっていたりして。


ネクタイっていうのは、体制の象徴のように例えられます。自らを縛るものとして。バンドマン、ヤンキー、文学青年、芸術家志望、歯向かおうとする人間は多種多様たくさんいます。彼らは自分は世の中に対して何か出来るんだと信じ、明日はもっと……!と叫んで、つまらないと世を儚んでいる。明日っていつだ?明日になっても明日は明日だろう?本当は自分は駄目な奴なんじゃないだろうか?いいや、そんな事はないはずだ。


考える程に真実に到達しそうになって。その真実は最初からそこにあって。気付くのが本当は怖くって。見えないようなフリをして。思考停止。


いつも「変わらなきゃいけない」と思いながら、今日も昨日と同じ日常。なんだ、あのネクタイっていうやつ、意外に立派なもんなんじゃないのか?や、僕は違う。窓を開け、夜空を見上げて、鬱屈を解き放つ。そうだ、飛ぼう。ここから飛べたら、きっと変われるんじゃないか?アイ・キャン・フライ!(所詮は二階建てです)。


それは飛んだのではなく、飛び降りただけで。着地時につんのめって膝を強打するだけで。ましてや自分が変わるなんてあるはずもなくて。そして気が付くのです、「僕はプリキュアにはなれないんだ……」って。