ぶっちゃけ146

うわぁ……という言葉をよく耳にするREDです。僕に向けられたかどうかは、確かめる勇気がありません。


まぁ絶望と虚脱が友達の僕にとっては日常茶飯事なんですけれどもね。今日は嫌がらせの一環としてヒッチハイカーを乗せました、京都から来たんだって、アンビリーバブル。何が嫌がらせかって、ほら、僕の存在が。んで、ヒッチハイクで北海道を縦断するだなんて、どれだけ人の心を信じているんでしょうかね?その破天荒な優しさをいつまでも持ち続けていてください、そして保証人になってください……。


そういえば僕も高校時代ヒッチハイクをしようと思った事あります。なんか自転車を盗まれてさ、財布にはバス代すらも入っていないのでどうやって帰ろう……そうだ、ヒッチハイクだ、みたいな。僕は隣町の高校まで、片道25kmを自転車で通っていましたから。まあ家に向けて歩きながらヒッチハイクしよう、と思いながら歩いて、結局徒歩で家まで歩きました。もう誰も信じない!


人生に暗い影を落としています。や、ぶっちゃけささやかな事ですけれども、塵も積もれば山となる、みたいな話で、僕の人生は負の思い出に彩られてるんです、ローソンの店員がおつりを空中で落としてくるとか、なんか大学前の道路を左折すると必ず信号に引っかかってるような気がするとか、キモメン過ぎて『キモ神』になりかけているとか、等々。そんな小さな悲しみが、たくさん、それはもうコンパで一発芸をやらされてイナバウアーをやった人数よりも多く蓄えられた心。その色は多分、蜘蛛の内臓とかをぶちまけた色。あー、僕の心ってこういう色してんだぁ、落胆の色を隠せないよ、ってな感じで。なんか、妙に毒々しい体液とかも混じって、カオス色なの。


ところで君たち『おもしろい日記』というものはどうすれば書けるか知っているかね?『リアリティ』だよ!『リアリティ』こそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり『リアリティ』こそがエンターテイメントなのだ。『日記』とは創造や空想で書かれていると思われがちだが実は違う!自分の見たことや体験したこと感動したことを書いてこそおもしろくなるんだ!たとえば都会人なら普通気持ち悪いといってブチ殺すだけのこのRED!どういう風に脚がついていてどこに目があるかとかメスとオスの違いはどこにあるとかREDの日記を書く場合日記書きは見て知っていなくてはいけない。REDの発言はあまりに寒く空気に触れてはじめて固まるのだが……言葉はどの穴から出て……どういう風に内臓がつまっているのかとか……腹をさかれたREDは死ぬ前にどんな風に苦しみもがくのかとか……『リアリティ』のために知っていなくてはならないのだよ。


味もみておこう。