ぶっちゃけ88

こんにちわ、REDです。いやあ、とうとう始まりましたね、ワールドカップ。一日千秋の想いで待っていた甲斐もあって、夜中に死ぬほど狂ってました、やっべー、唖然とするほかないゴール!


で、僕は以前にも書いた通り物凄くサッカーが好きなんですけれども、ワールドカップになると突然出てくるにわかファンっているじゃないですか。まあ文句を言う人もいますけれども、僕はそういう人達こそ盛り上がりに貢献してくれていると思っているので比較的好意的に思います。でもさあ、ちょっとお聞きしたいんですけれども、そういった普段からサッカーを見ていないで、ワールドカップの時だけ見るような人達って面白いんですかね?


だって昨日の開幕戦だって、シュバインシュタイガーとか2年前くらいから若手の注目株だった事とか、知らないでしょう?誰それ?って感じ。クローゼだってカイザースラウテルンにいた頃はあんまりパッとしなくて、日韓の時はまぐれだったんじゃないのかあぁ?とか思われていたりした事とか。アサモアは黒人という事で差別と戦っているとか、ダイスラーという将来を嘱望された選手がいたのに……とか、そういう事は知らないですよね?多分カーンとバラックくらいしか知っている選手なんていないですよね?しかも、ふたりとも昨日は出てないし。


まあお祭りですから『共有』という精神的なものが大きいんでしょうけど、そういう話はおいといて、他に考えられる理由はその、サッカーっていうスポーツが非常に単純だからだと思います。勿論戦術とか技術とかそういものじゃなくて、ルールの話。ほら、例えば全く何も知らない人が初めてサッカーというものを見たとしても、しばらく見ていれば「ああ、あのネットの所に球を入れようとしてるんだな」とか「あー、手を使っちゃダメみたいだな」とか判りそうじゃないですか。これ、意外と他のスポーツには有り得ない事ですよね。だから適当に見ていてもそれなりに楽しいのかなぁって、だって何やってるかちっとも判らないものを見ても面白くないですもの。


つまりさ、一般に受け入れられる為には単純化という手段は有効なもののひとつなんですよね。っていう事を思って僕の日記を顧みて見ると、美坂栞って誰だよ!?っていう話になるんですわ。いくらなんでも人を選び過ぎだろう?誰が笑うんだよ、僕自身だって笑わないよ。