ぶっちゃけ70

あのー、何年か前なんですけど『思い立ったが吉日生活!』っていうキャッチコピーがあったじゃないですか。多分、車のCMだったと思うんですけれども。あー、HONDAのフィットだったかな?僕はそれを人生のモットーにしておりまして、まあ平たく言うと馬鹿です。ん?角があるなあ。


昨日の日記に猛虎破砕拳とか書いたじゃないですか。そうしたらダイの大冒険が読みたくなってしまって、マァムの開脚とか縛られているところとかいたぶられている場面が見たくなってしまって、バイトの時間まで古本屋で立ち読みしていたんですよ。6巻くらいまで読んだかな?バイトに行く時間なんですけどやっぱ気になるじゃないですか、気付いたら全37巻を手に取ってレジに並んでいました。


で、紆余曲折(家庭教師先の子に「先生、もう銀魂が始まる時間なので授業はここまでにしてください」と言われる等)があって、帰って読んでいたら、いつに間にか朝の8時ですからね。どういうキングクリムゾンだよ、8時間って、時をスッ飛ばし過ぎじゃないですか。そこで「もう学校に行く時間だな……」と思って、まあ徹夜になるんですけどマンガを読んだのは自業自得だしダイの大冒険は死ぬほど面白かったのでガマンできるな、と思うえば辛うじてまだ真人間ですけどね。ほら、どんな馬鹿なことをやっていても、日常生活に支障をきたさなければ問題ないわけですから。


でも僕という人間は寝るんですよ、そこで。起きたら夕方5時を過ぎていました。しかし、これだけは言っておこう。ダイの大冒険はマジで名作だし、泣ける。「俺の冒険は、ここまでだぜ!」の場面や、ポップの光こそ『勇気』だったんだ!の場面で、昨夜、僕が流した涙は清いものだったと断言できる。ハドラーを見捨てる事が出来なかった場面でもジワッときた、という事を付記しておく。あと、ポップがクロコダインに立ち向かうというかなり序盤の巻から既に僕の目は充血していた。


どうだろうか?一見すると「今日は徹夜でマンガを読んでいたせいで終日寝ていて、起きた途端に日記の更新、しかも酒を呑みながら」という2行ほどで終わってしまう悲観系日常なのだが、そのマンガの内容をこと細かく論じていくと、実は非常に有意義な時間であったという結論に着陸するのである。まあ、パイロットは死亡してしまうんですけど。僕の冒険も、ここまでだぜ!


さすが世界の本田技研、僕ひとりを破滅させる事なんて雑作もないわけか……(ゴクリ)。