ぶっちゃけ39

あの、ウチの大学ってデュアルキャンパスなんですよ。や、カッコつけて書いてみたけれども、正直迷惑です。大体にしてキャンパスが二つってどうよ?手間隙二倍じゃん。せめて授業が片方だけならば大した事ないんですけれども、両方でありやがるし。なにがデュアルだ!ふざけているのならば早急に正気を取り戻して欲しい。誰もデュアルだなんて言葉は使っていないし、そもそも僕が今、勝手に使い始めたのだから僕が正気じゃない。


で、僕はその内の片方のキャンパスに近いところでひとり暮らししているんですけど、つまりもう片方のキャンパスに行くのが面倒だ、という話。今日ね、呼び出されたんですよ、遠い方のキャンパスに。大学はヤンキーなのでしょうか?激烈に面倒である。つい『である』とか使ってしまうほど面倒であったのだ。ぶっちゃけ消えて欲しい、ぶっちゃけ、ね?誤解を恐れずに正直に言うと、やってらんない。交通費は出ますか?


交通の便は悪いし、よくわからない平野にポツリとあるから猛烈に風が吹き荒んでるし、地吹雪?真面目に考えた立地条件じゃない。真剣に考えたらこんな所に大学を建てようとは思わない。でもまあいいや、文句ばっかり言っても大学がこっちに来てくれるわけがない。もしかしたら朝飲んだリポビタンDがウソ800だった可能性もあるけれども、一か八か外を眺めても大学はなかった。きっとリポビタンではなく、脳内で生成された『リポビたん』という萌えキャラだったのが敗因だろう。なんて事を不気味にも呟きながら行ってきました。


何で呼び出したのかというと、その、僕の貧乏加減が目に余ったのか、授業料の免除の手続きをしてやるから来い、っていう内容でした。そりゃあ行くよ、行くさ!ありがとうございます。さすが大学様、へへー、授業料を免除していただけるのならば何でもしますよ!そうだ、靴とか、舐めましょうか?え?汚いって?ですよね、あはは!僕に舐められたら雑菌が湧きますもの!大学様は実に聡明だなあ!で、授業料の方は・・・・・・?


これぞ必殺、手のひら返し!