ぶっちゃけ15

まあ、あれですよね、一昨昨日と昨日、スキーに行ったんですわ。何でも来週雪山で実習だとかなんだとかで、スキーを使うらしいんで行ったわけです。僕も北海道に生まれ育って24年という人間ですから結構滑れたりしました、田舎者なものでまあまあそれなりに自信があったんですわ。とまあ全部過去形なのも、大学入ってからこっちは全然やっていなからでして、6年ぶりにいきなり北海道最高峰の旭岳に行くっていうのもどうかと思って練習しに近くのスキー場へ行きました。


そうしたらスノーボーダーばかりなのね。びっくりしましたわ。時代も変わったものだ。僕が馬鹿みたいにスキーをしまくっていた中学生とかその頃はスノーボードなんて流行り始めでさ、ぶっちゃけ下手糞な奴しかいなかったんですよ。しかも何だろう、頭の悪そうな奴っていうか、や、あくまでイメージですからただの僕の偏見なんですけれども、コンビニ前で座ってたむろしてそうとか、「俺タチSHIBUYA生まれHIP☆HOP育ちYEAH!AH!」とか真顔で言いそうな人っていうか、乗っている車はbBとか、何となくあるでしょ?そういうイメージ。まあ偏見なんだけど。軽く言うと『ゆとり教育の弊害』みたいな人間がやるものだと思っていたわけですよ、スノーボードって。んでスッ転ぶし、座り込んで邪魔くさいし、あー、ダサい奴っていうか、『カッコイイと思い込んでいるカッコ悪い奴』がやるものだと感じていました。


ところがさ、その頃からやっている人なんかは今はもうスノーボード歴10年とかになるわけで、普通に上手いの。やっぱり上手なのをみるとカッコイイって思う。僕も来年からスノーボード始めようかしら、とか考えてしまう。


でも僕、遠い昔に実は友達に誘われて一回やったことがあるんですよ、レンタルで。当然初めてなんで下手糞で、全然滑れないんですけど、ここでイラつく性格なんですよ。スキーだったらスイスイ滑れるのに、何で今更転びながらスノーボードの練習なんて始めてんだよ、馬鹿か僕は。みたいな。何だろう、実力を出し切る前に負けた時の悔しさ?それと同種の感情が芽生えるんです。で、やってられるかよ!というように投げ出しました。あー、こういう方向性の努力とか出来ないんだわ、僕ってば欠陥人間。


と思いつつスキーをやってました。10回くらい滑ったら勘を取り戻してきました。あー、良かった、全然滑れなくなってたらどうしようとか内心ドキドキしてましたから。前述の通り、結構スキーには自信があるんですよ。で「僕、スキー上手いよ!」とか周りに吹聴していたから滑れなかったら恥ずかしいなぁ、なんて。見栄っ張りというか、そういう負の方向への努力なら意外と出来ます。


まあいいや、まあいい。やっぱスノーボードってジャンプとかカッコよく見える。来年始めようかしら?とりあえず形から入るわ、日本人だし。YA!オレ、来年からスノボ始めるYO!YOU COPY?そんなイメージ。


あとは早稲田大学編入するだけ。