ぶっちゃけ12

えっと、ウチの大学、明日から入試の二次試験らしいんですわ。不正防止の為なんでしょうけど、大学を追い出されてしまいました。


でも、明日の試験は体育学科やら音楽学科の実技試験なんですよ。どうやって不正とかするんだろ?鉄棒に切れ目とか入れておくのかな?しかし体育科の試験ってどんな事するんだろう、気になるなぁ、マット運動とかかなぁ?ただそういう試験って筆記試験と違って絶対的な評価は出来ませんよね。例えば、すげーって試験官が思って10点つけたとします。でもその後にもっと凄い奴が出てきても、やっぱり10点以上はつかない。や、まあそんなに単純な話じゃない事は解ってますけど、でも最初に下手糞な人が出てくるのと、同じくらい下手糞な人でも凄く上手な人の次に出てくるのでは評価が違うと思うんですよ。どうしても相対的な評価が出てくる。


そこで理想的な前転の形とかをコンピュータで作っておけばいいのです。そうして試験の時の受験生の動きと合成してみて絶対的な評価を下してみせる。金メダリストとかの動きをキャプっておけばいいと思います。何かもうどこかの大学でやってそうだなぁ。


その点、筆記試験は簡単。マルかバツかをつけていくだけだし、おまけにその結果とか評価の信頼度も高い。あ、そうか、体育科の入試も筆記試験にしてしまえばいいのか、ルールとか理論とか。ただそれでは重要な身体能力の検査が出来ないので、それも筆記試験中に見る。マークシートの筆圧とか、あと座っている時の姿勢とか。お、あいつの姿勢は美しい、合格。みたいな。体力のテストも兼ねているので、試験時間は10時間とか。あとトイレ休憩は30秒にする、サッカーやバスケットのマークをはずす動きなんかが見れる。あ、試験中、受験生は空気椅子ね。


音楽科の場合は筆記ではなく口頭試問。発声が美しい人、合格。「巨赤芽球性貧血を来す原因は胃全摘手術、blind_loop症候群、悪性貧血のいずれかである、マルか?バツか?」「マぁぁ〜ルゥ♪」「合格!」って感じ。