ぶっちゃけ4

こんばんわ、駄目な人です。あ、名乗ることさえ忘れてた、REDです。


僕は風呂に入った後、外に出て夜風に吹かれながら煙草を吸うのが好きなんですけれども、寒過ぎ。まだ生渇きの髪が5秒も経たずに凍っていくのは凄い。パリパリパリって音が聴こえるくらいの速度で凍り付いていく。外がマヒャドになっている。


そして夜なので視界が暗転しているのですよ。


見渡すと雪が積もり、そこら中に氷が落ちている状態。


暗く、しかし透き通った氷の世界。その中で煙草を燻らす僕。田舎なので、星空が眩しい。あのひとつひとつに、様々な願いが宿っているのだろう。太古の時代から、人々は星に祈りを捧げてきたのだ。極寒の宵闇は、僕を、無我の境地にさせてくれる。


屋根からつららがひとつ落ちた。見やると、無数のつららが雪に刺さっている。曇りの無い氷点下の中で生まれたつららは美しい。つららは人間に作れるものではないという話も、今なら納得できる。そして、それを見て僕は、こう思うのだ。


あのそれぞれが、僕の死角なんだ……、と。


まあ自分を見失って、我を忘れるどころか我が無い境地に陥っていますからね。さて、明日も引きこもる、か。