ぶっちゃけ680

『愛と勇気とかしわもち』っていうフリーのパズルゲームがあるんですよ。第8回3分ゲーコンテスト優勝作でもある、面白いゲームなんですけど。


ストーリーは、なんか病弱な女の子が入院していて、お菓子が食べたいなぁ、的な思いが入ってます。で、ゲームオーバーになるたびに、お菓子は減っていって、薬だとか注射だとかが増えていって、何回かゲームオーバーになると少女は死神に連れ去られてバッドエンド。これがテキストのないフラッシュなんですけど、悲しくて、無力な自分が悔しくて、最初は凄く憂鬱になる。


で、5万点以上とるとストーリーは進行して、少女は助かるわけなんですが、この5万点が非常に高い壁。でも少女が可哀想で、「もう無理!」って投げ出せなくて、意地でもクリアしてやる!的な感情に追い込まれるの。ゲーム性も高いし、これほどシンプルでのめり込ませるのを作るのは天才の仕業だなぁ、と思いました。


僕は生来からパズルゲームが好きなのも相まって、2日ほどで5万点のグッドエンド、そして20万点越えで見れるトゥルーエンドも見ましたけれども、まあ、それはおいといて。この、可哀想だから捨てられない、何とかしてクリアしなきゃ!っていう感情を利用した作戦、僕みたいな単純な人間はすぐにわかってても乗ってしまうんですけれども、ねぇ、ついつい、っていう。


あ、この悲惨な内容の日記は朝まで続きますので。