ぶっちゃけ789

12月ですよ、皆さん。


というわけで、恒例の日記を書きますか。あれだ、こんなに時が進むのが早いなんておかしい、絶対におかしい……という、いつもの内容ですよ。毎年12月には1度は書いてる内容ですよ、マジで、もう12月とか何かの間違いだからね。


だってさぁ、今年、夏とかあった?今年の夏は鬱でひきこもっていたので、僕史上でも最も悲惨な時期だったと断言できるんですけど。起きてはパソコンに向かい、やがて寝る。たった18文字で夏が終わってしまった。その生活を送ってると、何日とか何曜日とかそういう概念が徐々に消失していくからね。テレビも何をやってるかわからなくなってくるし……うん?でも実際に毎週毎週エンドレスエイトを放映していたような気がするぞ……?


まあいい、つまり僕の満たされないっぷりから恣意的に演繹法を駆使すると、まだ夏が訪れていない可能性がある。だって夏な事、何ひとつとしてやってない。ということは、今日から12月というのは宇宙ぐるみのドッキリで、現実はまだ7月くらいなんだろ?知ってるよ。


決めた、明日から僕は世界を夏として扱う。窓の外で粉雪が舞おうと、夏。だからミスドの一角で彼女と夏休みの宿題とかやるから、そして自転車ふたり乗りで堤防のサイクリングロードを帰るから。いくら気温を下げようと無駄だからね、冬だということを頑なに認めようとしないから、その覚悟はある。


問題は、実際に夏だったとしても、そんな思い出は微塵もないということくらいである。『である』とかいう、普段の僕が使わないような記述になっていることからも混乱ぶりが伝わるだろう。しかしそろそろ幸せな記憶を持たないと、魂が淀んで腐れ果て、冥界落ちするのが目に見えてる。報われなかった魂とか、そういう類の怪奇現象になれる自信があるもん。なんか胡散臭い霊能力者とかがテレビの取材で「強い怨念を感じます……おそらく、楽しかった夏の思い出を持たずに死んだ不細工な男の怨念でしょう……!」とか、したり顔で言っちゃう存在になれる。うーらーめーしーや〜……お、ある意味、夏っぽくなったなあ。


さあて、死ぬぞー!