ぶっちゃけ705

こんばんわ、好きな石は翠星石のREDです。


そんな宝石、あるんだぁ、って思った人はそっとしておいた方がいいです。どうせ意味のない挨拶だし。あのー、ルネサンスってあるじゃないですか。「ない」って言う人はそろそろ来世へ行く時間だと思うんですけど、ここから先は現世の人に向けて書きますね。


ルネサンスはイタリアから始まってゆるやかにヨーロッパ、イスラム世界、東方へと広がっていくんですけど、イタリアが戦乱だったですからね。豪族みたいなのが存在感を示すために、教養人だよ、ただの成り上がりじゃないよ、って貴族にバカにされないように文化とかを保護したりパトロンになったりしだしたんですけれども。まあ教会の腐敗とかも背景にあったわけですが。


つまりですね、いくら金や権力があろうとも、文化的教養がない人は成金で、野蛮で、下品な人間だという風潮があったわけですよ。で、メディチ家とかに代表されるパトロンたちがいるわけですけど、彼らは基本的には『金は出すが口は出さず』という、パトロンの理想像みたいな姿だったわけですよ。芸術家が思い通りに作品を作れる環境にあったおかげで、様々な天才が出現したわけです。ふむ、俺って芸術の理解者じゃん、俺かっけー、みたいな精神が富豪どもに。


だがちょっと待ってほしい、本当に理解していたのだろうか?へんてこな物があっても誰も言い出せなかったんじゃないだろうか?ほら、ダ・ヴィンチとかミケランジェロとか、万人に認められているものは今でも評価されますし現存してますけど、それの影に消えていった、よくわからない物たちが山ほどあったはずなんですよ、当たり前ですけど。


ピカソの出来損ないみたいなわけのわからない絵や、精神科に持っていった方がいいようなオブジェとか、あったと思いますよ、きっと、もう廃棄されてるけど。でも、誰かが知ったかぶって「おお、これは素晴らしい作品だ!」とか言い出したせいで、「ふーむ、確かに味わい深いですな(やべー、意味がわからんとか言うところだったぜ)」とか、「これはフランスとの戦争にあえぐナポリ市民の心を表現してますな(えー!?なにこれ、ゴミ?とか思ってたの俺だけ?)」みたいな会話が繰り広げられてたんですよ、絶対そう、見栄っ張りどもが。まったく、文化を奨励するって言ったって、よくわかってねーじゃん、みたいな事に。


僕「やっぱ空を見上げる少女の瞳に映る世界はいいよね、最近の萌え偏重のアニメにならないように、でも京アニのテイストは忘れない。SFと日常の融合を目指しつつも、セカイ系に陥らない新しさもある、視聴はしばらく継続するべき(やべー、1話で切ったとか、言えねー)」