ぶっちゃけ160

こんにちわ、REDです。尊敬する人物はファーブルです。


あ、なんかエンターテインメント欠けた書き出しですが、普通にファーブル昆虫記が大好きなんですよね。幼い頃からの愛読書です。それにしても偉人って偉いですよね。なに当たり前の事を書いてんだ、この馬鹿は、と思われるでしょうけど、それこそエンターテインメントに欠けていると言わざるを得ない。僕が馬鹿なのは今に始まったことではありません。


じゃなくてさ、まあ歴史に残るような偉人に、一度は会ってみたいなぁ、っていう話です。勿論、歴史に名を残しているという事は、多くの人が既に亡くなっているのですが、その子孫でもいいので会ってみたいです。


今日はプリキュアの映画『チクタク危機一髪』の前売り券の発売日だったんですよ。特典付きなんで早くから映画館に並んだんですけれども。プリキュアの映画はこれで3作目なんですけれども、毎回やっぱ緊張しますね「前売り券下さい、プリキュア、大人1枚」って言うのは。


あのさ、オタクと聞いたら一般人が持つイメージってあるでしょう?なんだか挙動不審で目が泳いでる、ぶつぶつと喋る上に噛みまくり、みたいな。電車男みたいなの。まあそういうのは衆愚が思い描くとんちんかんなイメージなんで、実際にはそんな人は滅多にいませんけれども。でも僕は「他人と上手に会話する事が出来ない」という社会生活を半ば諦めざるを得ない特殊能力(特質系です)を持っているので、窓口のお姉さんにもぶつぶつと話しかけるばかりです。上記の台詞だって本当は「あ、あああの……その、プ……プ、プリキュアの前売りゅけん……大人いひまい!」みたいな感じになっているわけですよ。


で、そんな精一杯の勇気に対して、お姉さんの「なにコイツ、キモ過ぎるんですけどぉ」みたいな侮蔑の眼差しですよ。僕は神の不在を確信する。こちらを奇異な目で一瞥し、渡されるチケットと初回特典のプリキュア時計。1300円のところを2000円で支払いました。


そして、僕の手の数センチ上空から自由落下するおつり700円。


いた。なぁんだ、偉人の子孫にでもいいから会いたいとか書きましたけれども、こんな所にいたんですね。日本人の血が混じってるんですけれども、この人、間違いなくガリレオ・ガリレイの子孫ですよ。じゃなかったら、わざわざおつりを自由落下させる意味が判らないですもの、超簡単な演繹です。貴女がガリレオ・ガリレイの子孫で?お会いできて光栄です。


真実なんて知らない方がいい時もあるって、誰かが言ってた。